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ちょっと おいしい 豆知識 vol.1ごはんが冷めてもおいしい理由

ちょっと おいしい 豆知識 vol.1ごはんが冷めてもおいしい理由

🏁 新シリーズスタートのごあいさつ

今日から新しいコラム「ちょっと おいしい 豆知識」が始まります。
毎日の食事や身近な食べものにまつわる、ちょっと役立つお話をお届けします。
読むだけで「へぇ」と思えて、誰かに話したくなるような小さな発見をどうぞお楽しみください。

🍙 ごはんが冷めてもおいしい理由

お弁当やおにぎりのごはんって、冷めてもなんだか甘くておいしいですよね。
これは「ごはんのデンプン」が持つ性質に秘密があります。

炊きたてのごはんは、水と熱によってデンプンがふっくら柔らかくなっています。
時間が経つとその水分が少しずつ抜け、「老化」と呼ばれる現象が起こります。
でも、ごはんの中に残ったわずかな水分が、口の中で温まることで再びデンプンをやわらかく戻すため、冷めてもおいしく感じるのです。

また、炊飯時にお米が持っている酵素が働き、デンプンの一部を糖に変えることで“ほんのり甘い”味わいが生まれます。
この作用は冷めても続くため、お弁当のごはんが「甘みを感じやすい」理由でもあります。

💡 ちょっとしたコツ

冷めてもおいしいごはんを作るには、次の3つのポイントを意識してみてください。

  • 水加減をやや少なめにする
  • 炊き上がり後にしっかりほぐす
  • 粗熱を取ってから詰める

これだけで、お弁当でもべちゃっとしにくく、ほどよい甘さのあるごはんになります。

次回は「お箸の長さに“ちょうどいい”がある」をテーマにお届けします。
どうぞお楽しみに。

今日も、いいごはんの時間を。

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